“高品質” “高生産”
“コストパフォーマンス”を実現する
三恵の一貫生産システム。
安定した高品質の製品を供給し続けるためには、研究開発力はもちろん、高い生産技術力と厳しい管理力が要求されます。当社ではかねてより“高品質”と“高生産”、“コストパフォーマンス”を追求するために徹底した省力化・効率化を図ってまいりました。それらを実現するためのFA化に積極的に取り組み、現在、多品種の製品群を素材から加工、組立、出荷まで一貫した自動化ラインで生産しています。
情報収集・研究開発
大いなる夢に向け、
柔軟な感性で取り組む研究開発
加速度的に多様化・高度化する市場ニーズやクライアントからの要求に対し常にスピーディに対応すべく、さまざまなテーマに基づく研究開発にも力を注いでいます。従来金属素材でつくられていたものを樹脂素材に替える技術、さらには合成樹脂の新たな用途開発まで、柔軟な感性を持つ開発スタッフが大きな夢に向かってチャレンジしています。
技術営業・設計
提案型企業としての未来を担うエンジニアリングセールスと製品設計
当社の特徴の一つとして、高度な専門的技術知識を持つ技術営業スタッフの存在があります。彼らは単なる営業マンではなく、クライアントに対し製品づくりをより効率良く確実に行う為の技術情報も提案できる技術者です。営業と生産現場を切り離さず、営業技術スタッフが持てる知識や経験のすべてをクライアントや市場・生産現場へ投入し、両者を密に結び付けていきます。また、製品設計においても顧客の要件と生産現場からの生産要件を高い技術力で結び付けて行き、生産しやすい製品となる様に設計しています。この様に当社の持つあらゆる技術とノウハウを反映させ、より良い製品を顧客へ提供していく事を目指しチャレンジしています。射出成形
固有技術と一貫生産システムで
付加価値の高い製品づくり
当社の技術力を象徴するのが、付加価値の高い製品づくりです。クライアントから求められたものをそのまま形にするのではなく、要求をベースに長年蓄積されてきたノウハウや解析技術を駆使して期待される以上の製品づくりを行っています。射出成形においては、型内の樹脂流動をシミュレーションにて解析し、予測される不具合に対して設計段階から対策案を提案するなど、高品質・高生産性の実現に向けて積極的に活動しています。樹脂という素材の可能性を模索しながら固有技術と解析技術を融合し、より良い製品の実現に向けてチャレンジしています。
静電塗装
メタベルタイプの静電塗装機により塗装ラインの無人化を実現
6基のロボットによる無人ラインとメタベルタイプ(回転霧化型静電塗装機)の静電塗装による高い塗着効率により、生産性の高いラインで高品質な製品を生産しています。基礎となるロボットのティーチングは塗装技術者がノウハウを活かして社内で作り込み、複雑な形状や多彩な色に対応できる様に日々努力しています。ロボットによる無人塗装ラインの強みを活かし、より高い生産性と品質の実現に向けてチャレンジしています。
樹脂めっき
一貫生産システムにめっきが加わり、更に商品価値が多様化
2008年に本社工場を増築して樹脂めっきラインを新設しました。これにより、プラスチックの「成形」・「塗装」だけでなく「めっき」まで一貫して行えるようになり、付加価値の高い外装部品を一貫生産システムにて提供する事が出来るようになりました。投入から完成まで自動化されたラインで生産しており、六価クロムと三価クロムめっきに対応できるライン構成となっています。
安定した品質を維持していくだけでなく、環境にやさしいラインづくりの実現にむけて、新しいめっき技術の確立にチャレンジしています。
マスク塗装
更にマスク塗装が始動。
複雑な商品リクエストに対応。
2015年、クライアントからのデザイン要求に応える為、新たにマスク塗装分野に進出。塗装ラインを新設して量産をスタートしました。マスク塗装とは、めっき品に対しマスク治具を使用して部分的に塗装する事で、デザイン性を高める事が出来ます。めっきへの塗装は、めっき完了から塗装までの時間が短いほど密着性が高まる為、一貫生産する事で高品質な製品を提供する事が出来るようになりました。
めっき+塗装と付加価値が高い工程となる為、不良削減が大きなテーマとなっています。複雑なデザインへ対応しながら不良を削減していく事へチャレンジしています。