SMI通信 sankeikid_manutec_indonesia
インドネシアの今
令和元年5月5日~6月4日まで、インドネシアでは、ラマダンがありました。プアサ(断食)を行う期間です。期間中は日の出から日の入りまで、水分食事を取りません。子供たちも最初は数時間だけ、次は午前中だけ、と年々徐々に馴らしていき、12才頃から完全なプアサを始めるそうです。それが終わると待ちに待ったレバラン休暇です。日本のお正月のような感じです。首都ジャカルタから田舎へ帰省するための大移動、大渋滞です。渋滞緩和のために、高速道路を全て下り車線の一方通行にしてしまうような、大胆な対策を毎年とっています。
4月には駐在スタッフが多く住んでいるチカランに日本人学校が開校しました。小学校一年生から中学校三年生まで、全校生徒52名です。中学校まで出来たことで、ジャカルタから引っ越しされてくる方や、ご家族を帯同される方も多くなり、チカラン地域の日本人の人口がグッと増えたように感じます。
4月24日(火)にSUGITY(トヨタ車体)様で表彰がありました。SMIは品質、出荷部門の優秀賞を受賞しました。来年はBEST OF BESTを受賞できるよう、努力していきます。
4月28日(日)、スズキ様主催の第241回ゴルフコンペの幹事会社になりました(参加企業56社、参加者72名)。スズキ様のゴルフコンペは2カ月に1回(年6回)開催され、幹事は参加企業が受け持ちます。72名のゴルフコンペの幹事は大変で、駐在スタッフ3名だけではとても足りず、 他の会社様にも応援して頂き、皆様のご協力で無事遂行することができました。
現在のSMIの生産状況は、スズキ様のエルティガ生産が2月より約5,000台/月の注文があり、成形売上も安定してきました。12月にはエルティガ派生モデルの量産も控えています。 派生モデルにおいても多くの部品を受注している為、現在生産の準備をしているところです。社内活動としては、BD100 (歩留り100%を目指す活動)の取り組みをしています。不良品が発生した場合は即リターンする事で、後粉砕を無くす活動と成形段取り時のダンゴ0を目指します。品質向上、生産性向上し、SMIを大きく発展する為に精一杯努めています。