SMI通信 sankeikid_manutec_indonesia
SMI通信
SMI駐在スタッフよりインドネシアの今をご報告します。インドネシアという国は人口が2億7千万人いて、人口ピラミッドも日本と違い若い人が多く活気がある国です。独立して78年という若い国ですが、今後の世界経済をリードしていく大きなポテンシャルを秘めている国のひとつです。インドネシアの生活は、お酒以外の必要なものはほぼ手に入る為、それほど苦労することはないです。駐在者が住んでいるチカランという町には、昔と違って日本人が多く住んでおり、特に驚いたのは若い人、特に20~30歳前後の女性が多いです。海外に興味を持って挑戦している日本の若い人がこれほど多い事にびっくりすると共に、皆さん若いうちから世界に目を向けて仕事をしていてすごいですね。
SMI工場ですが、5S・フロアコントロール・粉砕が徹底されており、仕事に取り組む真剣さとルールを守る事に対する意識の高さが現場から伝わってきます。また、現地スタッフリーダー達の改善に取り組む意欲も高く、率先して「直ぐに実施して評価する」という行動力の高さから改善がどんどん進んでおり、そのサイクルが良い工場に繋がっているようです。しかし、生産システムやDX・RPAに関しては全くできておらず、手書きとエクセルで対応している状況です。インドネシアでもDXの話題が出てきており、今後の生産品番の増加を考えると早急な見直しが必要となる為、日本の協力を仰ぎながら品質と生産性を高めていけるようにSDX化を進めていきます。先般、三恵の協友会の皆さんが来てくれて工場視察がありましたが、こういった機会はインドネシアスタッフも非常に刺激を受けるので有意義です。成形・塗装・組立と日本の三恵と同じ仕事をしてますが、学ぶべきところも沢山あるので、今後とも日本の三恵スタッフとの交流も深めていきたいです。